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【キャンプ場での虫対策】子どもに優しい虫よけ&虫対策グッズで安心&快適キャンプ

虫対策

春がやってきましたね!

日中暖かさを感じられるようになると、冬の間眠っていたキャンプ欲がふつふつと湧いてきました。

今回は、これから暖かくなるキャンプ春夏シーズンに向けて、我が家の虫対策をご紹介します♪

なにを隠そう、キャンプ好きの私は、虫が大の苦手、、、
ちなみに、パパも苦手。

キャンプ行きたいけど、虫が、、、って思っている人もたくさんいるのではないでしょうか??

虫対策ができれば、キャンプもきっと楽しめます♪

キャンプ場でよく出会う虫について解説し、小さい子どもがいても安心してできる虫対策を紹介していきたいと思います!

キャンプ場で出会う虫

まずはキャンプ場で見かける嫌な虫について詳しく解説します。

季節環境時間帯によって、同じキャンプ場でも全く違う虫に出会うので、同じ時期の同じキャンプ場でも発生している虫が同じとは限りません。

色んな虫の知識を調べておいて、対策を行いましょう。

噛む&刺す虫

蚊
噛んだり刺したりしてくる虫って、怖いですよね、、、

痒みでキャンプどころじゃなくなったり、毒の強い虫に噛まれたり刺されると病院に走ることになったりする事もあります。
せっかくのキャンプ、自然の中で思いっきり楽しめるように、しっかり対策を行いましょう。

  1. アリ
  2. アブ・ブヨ
  3. マダニ
  4. ハチ
  5. ムカデ
  6. ヒル

では、キャンプ場でよく出会う噛む虫・刺す虫7種類を詳しく解説していきます。

1、蚊

虫対策で1番に思い浮かぶのが、「蚊」ですね。
ちょっと油断すると、ひざ下や腕などが蚊に食われた跡だらけになることも多いです、、、

蚊は、気温が26~31度くらいの時に最も活動が盛んになるそうです。

キャンプ中の体感としては、夕方に多く食われ、冷え込んでくると全くいなくなる印象です。

真夏は夜でも蚊が活動していて、寝るときに、テントの中で「プ~ン、、」と羽音がするのが一番嫌です、、、

2、アリ

キャンプサイトの地面がアリだらけ!
という事もありました。

真夏の昼間にサイトの環境によっては、大量に発生している事があります。

足から体に這い上がってきて、「こそばい!」と思うと、手元くらいまで来ている事もあります。

噛まれた瞬間は、チクッとしますが、今までそんなにたくさん噛まれたことはありません。

ただ、アリの多いサイトでは、ごみ袋の管理が大変です。
少し高い位置に吊り下げたり、生ごみはキチンと袋に二重にするなどしていないと、すぐにゴミ袋がアリだらけになってしまいます。

3、アブ・ブヨ

アブはハチのような「ブ~~ン!!」という大きな羽音で飛んでくるので、思わず身をすくめてしまいます。
ブヨは、アブに比べてかなり小さく、体長5ミリ程しかありません。

我が家の家族も、ブヨに噛まれたらしい跡があったことが何度かあります。
蚊より大きく腫れあがり、皮膚が固くなっていました。

4、マダニ

マダニの怖い所は、噛まれたことに気づかない事!

知り合いのお子さんは、キャンプの数日後にお風呂でお母さんが発見したそう、、、
一人で体が洗えるようになったばかりの年齢で、発見が遅れたようです。

しかも、マダニは、体に付いた後に、脇やデリケートゾーンなどの皮膚が柔らかい場所に移動するそうなんです!
そして、大量の血を吸って、マダニの体が何倍にも大きくなった頃に、やっと気づく、という事もあるようです。

キャンプ中、キャンプ後の着替えやお風呂の際には、自分やお子さんの体をよくチェックするようにしましょう。

そして、一度噛みついたら、ギザギザの歯が食い込んで、手では取れなくなります。
無理に取ろうとすると、マダニの体がちぎれて、口の部分だけ体に残ってしまいます。

5、ハチ

ハチは、よく知られているように、刺激すると攻撃してきます。
キャンプ場では、たいていの場合、通り過ぎて行ってくれるのを静かに待っていれば大丈夫な事が多いです。

あまりにも頻繁にサイトにやってきたり、巣が近くにありそうだと感じたら、サイトの移動を管理者に相談してみましょう。

もし、そのハチがスズメバチだった場合は、すぐに静かに避難し、管理者に報告しましょう。

6、ムカデ

体の大きなムカデに出会うと、かなりビックリしますよね。

温かい場所と湿気が好きなようで、我が家もテントと畳もうとした時に下から出てきたことがあります。

基本的にムカデから攻撃してくることはないそうですが、うっかり触ってしまわないよう、しばらく置きっぱなしだったものは、裏までよく確認しながら触るようにしましょう。

私は、テントから出る時に靴を履くときも、中も確認してから履くようにしています。

7、ヒル

ヒル!!!

我が家は昨年の夏の終わりに、ヒルの大被害にあいました、、、

雨のキャンプで時間を持て余した私たちは、近くにあるという滝を見に行こうと、軽くキャンプ場からのびる登山道を歩いて登りました。
長袖、長ズボンに長靴を履いて、肌露出はほぼゼロだったのですが、ヒルは人間の熱や二酸化炭素を感知して、地面から這い上がって来るそうです。恐ろしい、、!!!

滝を見終わった帰り道で、娘が背中が気持ち悪いとゴソゴソしているので、首元から確認すると、

背中にナメクジのようなものがべったりくっついていました!!!
あわてて引きはがすも、結構な粘着力。しかも口?の部分が吸い付いている、、、

パパが言うにはヒルじゃないか、と、、、

山道を降りて全員足元を確認すると、黒くて小さいにょろにょろが何匹も足にくっついていました!!
なめくじサイズのものは、かなり血を吸った後のヒルらしく、大きいのは引きはがすとだらだらと吸い口から血が流れ出てきます。

家族みんなで全身チェックしてシャワーしても、しばらくトラウマでした。。。

水辺などに限らず、山の中にも「ヤマビル」という種類のヒルがいるそうで、今回はおそらくそのヤマビルにやられました。

吸血時に麻酔効果や血を固まらせない効果がある「ヒルジン」という物質をだすので、気づきにくく、血も止まりにくくなります。

噛みつかれると、引きはがしにくいので、注意しましょう。

そのキャンプ場には、受付にヒル除けのスプレーが置いてありました。
きっとヒル被害の多い場所だったのでしょう。
気になった時に、スタッフの方に確認しておけばよかったと思いました。

害はないけど嫌な虫

これから紹介するのは、大きな害はないけど気持ち悪い虫たち、、、

基本的には虫よけ等も効かないので、タープなどの中で過ごすか、好んで寄ってきそうなものから私たちが遠ざかるしかありません。

  1. ハエ
  2. カメムシ

よくみかける3種類を解説していきます。

1、ハエ

海キャンプで多いイメージで、害はないのですが、かなり鬱陶しいです。

食事中の食品に止まったりしないように注意です。

2、ガ

こちらも、基本的には何の害もないのですが、私が苦手なキャンプ場で出会う虫トップ3に入ります。

見た目が気持ち悪く、なぜかこちらに向かって飛んでくる、、、

明るい所に向かってくるので、リビングスペースのランタンやトイレなど、私たちが利用する場所に好んでやって来るんです。

ランタンを自分たちから遠めに設置するか、明るさの違うランタンを2か所に設置して、明るい方に引き寄せるなどの工夫をすると、人に突っ込んでくるのを減らすことができます。

3、カメムシ

夏から秋にかけて、出てくる時期や場所に当たると大発生している事があります。

独特の匂いと羽音と、足の動き、、、めっちゃ気持ち悪いです。

カメムシも特に害はないのですが、布が好きなようで、服やテントによくくっついてくるイメージです。

テントや車の中に連れ込んでしまわないよう、気を付けてください。

キャンプ場での虫対策

一番虫に出会わずにキャンプを楽しむ方法は、寒い時期に行くことです。
冬前のキャンプ場は、ほとんど虫がおらず、とっても快適に過ごす事ができます。

夏のキャンプもできるだけ高原などの涼しい場所を選び、そもそも虫の少ない環境でキャンプするのも一つの方法です。

絶対に虫は嫌!!という方は、季節や場所を選ぶ事をオススメします。
それでも、キャンプ場は大自然の中なので、何かしらの虫に出会うことは覚悟してくださいね。

でも、やっぱり子どもたちとキャンプに行くなら、夏に川や海で思いっきり楽しみたいですよね!
キャンプ場で快適に過ごすために、できる限りの虫対策を紹介していきます!

  1. 長袖&長ズボン
  2. スクリーンタープ
  3. 虫よけスプレー
  4. 蚊取り線香
  5. 殺虫剤
  6. 簡易トイレ

もちろん、どれも完璧に虫を防げるものではありませんが、かなり被害を防ぐことができるはずです!
一つずつ詳しく紹介していきますね。

1、長袖&長ズボン

虫対策の基本は、長袖長ズボンを着ること!
虫よけスプレーなどをあまり使いたくない小さな子どもにもできる対策です。

冷感タイプのスパッツなどを活用し、夏でもできるだけ肌の露出を控えることで、虫に噛まれることを大幅に防ぐことができます。

我が家の暑がりな子どもたちは、すごく暑い昼間で、虫も少なそうな時は、半そでで過ごしますが、蚊が増えてくる夕方には長袖に着替えます。
ズボンは基本的にずっと長ズボンです。

2、スクリーンタープ

スクリーンタープ
スクリーンタープが虫対策にはオススメです!

我が家は、開放感のあるスクエアタイプのタープでなので、全く虫を防ぐことは出来ません。

それに対し、テントのような形のスクリーンタープは、全面メッシュ地で囲われていて、風は通しますが飛んでくる虫の侵入をかなり防ぐことができます!
開放感の代わりに、居住性を考えられたタープなので、虫を防げるだけでなく、雨や強風などの悪天候時にも快適に過ごす事ができます。

3、虫よけスプレー

虫よけスプレー
我が家は、定番のスプレータイプや服に貼れるシールタイプアームリングタイプなどを併用しています。

子どもが口に入れてしまわないか、身に着けるのを嫌がらないか等、確認しながら、できるだけ対策しましょう。

私がスプレーを選ぶ際は、マダニに効果があるかどうかを基準にしています。

4、蚊取り線香

蚊の多い季節は、一番滞在時間の長いリビング部分に置いていますが、いまいち効果の程は分かりません、、、

風の強い日などは、ほぼ効果はなさそうですが、ないよりはマシ程度に使っています。

5、殺虫剤

ハチなどの本当に危険な虫に遭遇し、襲われそうになった時の為に、念のため持っておくと安心です。
使用する時は、子ども達を遠くに離してから噴射してください。

ただし、スズメバチには絶対に使用できません!

6、簡易トイレ

何度か経験がありますが、トイレが虫だらけで、とても個室になんて入れない!!という事も、実際あります、、、

トイレ中、小さいセミだらけという事もありました。

そんな緊急事態の時の為に、簡易トイレを準備しておけば、鬼に金棒です!
防災グッズにもなるので、我が家も車に数回分のせています。

虫に刺されたら

まずは、皮膚を水で洗い流すようにしましょう。

ムカデに噛まれた場合は、45度くらいのお湯で流すとよいそうです。

持っておくと安心の、虫に刺された時用の対処グッズも紹介します!
キャンプ場で虫の被害にあっても対応できるように、できるだけ準備をしておきましょう。

  1. 塗り薬
  2. ポイズンリムーバー

それでは、自分で対処するための必需品2つを詳しく紹介します!

1、塗り薬

塗り薬
キャンプ場には、幅広い虫刺されに効果がある塗り薬を持って行くことをオススメします。

小さいお子さんがいる場合は、使用可能な年齢をよく確認してください。

蚊に刺されたら、子どもが搔きむしってひどくなる前に、気づいたらすぐ、薬を塗るようにしています。

2、ポイズンリムーバー

ポイズンリムーバー
小さな携帯タイプのポイズンリムーバーを購入しておくと、安心です!

私も購入して持っていくようにしています。

まだ、実際に毒を吸い出したことがないので、上手く使えるかわからないのですが、使い慣れない道具なので、家で練習しておくことをオススメします。

さいごに

以上、キャンプ場での虫対策について解説しました。

自然の中で遊ぶ以上、虫対策必要不可欠です。
季節や場所を考えて、出発前に対策&準備しておけば、安心して楽しむことができます。

事前にそのキャンプ場のHPや行った人のSNSなどで、遭遇しやすい虫の情報を調べておく事も重要です。

しっかり対策を行い、キャンプを楽しみましょう♪