小さい子どもと一緒にキャンプに行こうとした時、寝袋って子どもも必要?
インナーマットって何?ないと困る?
と疑問に思っている方に、子どもが10か月ベビー期にテントデビューした我が家のテントの中を紹介します!
基本のセット
まずは、テントの中で快適に寝るために必要な基本のセットを紹介します。
基本セット
- 結露防止のアルミシート
- でこぼこ軽減のマット
- 寝袋
- 子ども用スリーパー
1、結露防止のアルミシート
テントを広げて、一番下にひくのは、保温効果のあるアルミシート!
できるだけテントのサイズに合う大きさで準備します。
寝る場所だけでもいいのでは?と思うかもしれませんが、テントの中にそのまま荷物を置いてしまったり、寝返りをうった子どもがテントの端まで転がっていってしまったりすると、その部分が結露して濡れてしまう事があります。
我が家のアルミシートも小さめで、ウレタンマットとずらしてひくことで対応していますが、もう少し大きめを買いなおそうと検討中です。
2、でこぼこ軽減のマット

我が家は当初1.5センチほどの厚みがあるウレタンマットを使用していましたが、地面の硬さが気になることも多く、2年ほど前の連泊キャンプを計画した時にエアーマットを追加購入しました!
足踏みポンプがあれば楽に膨らむと思うのですが、荷物の削減(いつも忘れるだけ、、、)の為、自分で空気を吹き込んでいます。
私が大きく吹き込んで20回ほどでパンパンに膨らんでくれますが、大人2人幼児2人分で3枚膨らませると、頭がふらふらします、、、
このエアーマットは、空気を抜くと、とってもコンパクトになります!
我が家がこのエアーマットを選んだ理由は、コンパクトさと安さです。
寝返りを打つときにカシャカシャと擦れる音がしたり、一点に荷重がかかると空気が逃げて厚みがなくなったり、少しでも生地に穴が開いてしまうと空気が抜けて全く機能しなくなるというデメリットもあります。
我が家は、2年ほど使っても、今のところ穴は開いてないですし、寝るときはふかふかでとっても寝心地が良くなりました!
どこでも寝れるタイプの私は、音も全く気になりません。
もっと簡単に準備したい、もっと寝心地の良いものがいいという方は、収納時は少し嵩張りますが、広げるだけのウレタンマットや、自動膨張式インフレーターマット、空気を入れるとマットレスのようになるサイズや素材のものもありますので、車の積載量や好みの寝心地、予算に合った製品を探してみてください♪
3、寝袋
テント泊でまず思い浮かべるのが寝袋ですよね!
寝袋の種類は大きく2種類に分けられますので、それぞれの用途や使用感を紹介していきます。
- 1、封筒型(夏用・ファミリー向け)
- 2、マミー型(冬用)
1、封筒型
封筒型はその名の通り、封筒のような形で、布団を半分に畳んだような長方形のシンプルな構造です。
ジッパーで開閉できるようになっており、全部広げると、一枚の布団にもなります。
首元がきっちり閉まらない構造で、ジッパーも足元まである為、冷気が入り込んできやすく、冬には向きません。
それぞれの商品に表示してある耐熱温度を見ると、かなりの寒さまで対応できそうに感じますが、実際そんなに低い温度まで対応できるようには感じません、、、
我が家は、春~秋のあまり冷え込まない時期はこの寝袋を使用しています。
夏でも山や高原の夜は冷えるので、全部開いて布団状にした寝袋を上下に使用しています。
筒の中に入ってしまう方が温かいのですが、子どもたちが潜り込んで一緒に寝たがる&寝相が悪い為、幼児の子ども連れの場合は、封筒型寝袋を広げて使用することが多くなると思います。
我が家も張り切って子ども用の寝袋を買ったのですが、今のところほとんど出番はありません、、、
2、マミー型
マミー型は、体の形状にぴったりフィットする形状で、首元も顔意外はぎゅっと絞って寝袋内に納まってしまいます。
耐熱温度を見ても、本当の真冬に使用するタイプの寝袋なので、温かくなってくると、暑くて眠れません。
夏も冬もキャンプに行く、という方は、両方購入して、使い分けが必要になってきます。
我が家は、今まで子どもの冷えが心配で、真冬のテント泊はせず、封筒型寝袋だけで対応できる季節のみのキャンパーでした。
しかし、ついに今年、4月にそろそろテント泊できるかな?と、いつもより早めのテント泊の予定を立てたタイミングで、なんと寒波の予報が!
慌ててマミー型寝袋を大人2人分購入しました。
結局、下の子が私の冬用寝袋で寝てしまい、一緒に入れなかったので、夏用寝袋と毛布でなんとかしのぎました。
上の子も暑かったのか、何度戻してもほとんど寝袋からはみ出して寝ており、真冬の幼児連れテント泊はまだまだできなさそうだな、、、と感じました。
4、子ども用スリーパー
子育て世代の方は、ご存じかと思いますが、家でも冷える時期に使用する着る毛布です!
子どもが一度寝袋から出てしまうと、特に筒状にしてしまっていたら、中に戻すのは難しいです。
なので、基本的には布団状に広げた寝袋+スリーパー+補助の毛布類でセットしています。
どこでもぐっすり寝れるタイプの私は、子どもが動いても起きれないので、子どもの寝相対策はスリーパーに頼り切っています。
スリーパーを着て寝袋で寝始めると、汗をかくのも心配なので、季節に応じて毛布タイプとガーゼタイプを使い分けています。
我が家のテントの中を大公開!
それでは、実際に準備をする順番に、我が家がどのようにマットや寝袋を敷いているのか、詳しく紹介していきます!
まずは、アルミシートとウレタンマットをテント内に敷きます。
アルミシートがもっと大きければ、ウレタンマットはいらないと思うのですが、今は併用してます。
ウレタンマットの上が寝る所、アルミシートの上が荷物置きという感じで配置していきます。

次に、エアーマットに空気を入れていきます。
かなり大変ですが、これがないと腰が痛くて眠れないので、頑張ります。
我が家のエアーマットは連結タイプではないので(連結できるものがあるのを後で知りました、、、)、上に大きめの毛布(夏はタオルケット)を敷いて、ずれを防止します。
その上に、寝る配置を考えながら寝袋を敷きます。

この写真は春先なので、冬仕様の配置です。
パパは寒がりなので、マミータイプに一人で寝てます。
下の子も意外と寝袋で寝たがるので、私のマミータイプを使う事が多いです。
私は寝相が悪い上の子と一緒に、広げた封筒型寝袋をかけて寝ます。
夏は、封筒型寝袋を1枚広げて、大きめのタオルケットを敷いて寝ます。
真夏の海などは、暑くて寝れない、、、という事もあるので、テントのメッシュになる部分は全開にし、寝袋は使わずタオルケットをマットの上に敷いて寝ます。
それでも暑そうなときは、アイスノンのような氷枕も必要になります。
夏のタオルケットは子ども用の小さいサイズも含めて人数分、冬の毛布は持っていけるだけ持って行ってます!
夜の気温も予想が外れて、寒すぎる、暑すぎることもあるので、臨機応変に対応できるように準備しています。
まとめ
以上、ファミリーキャンプで寝袋やマットは必ず必要か?という視点で我が家のテントの中を紹介しました。
家族みんなの分の寝袋やマット類を買いそろえると、荷物も増えて、金額的にも大きくなります。
まずは、お子さんの年齢や寝相、人数によって必要な寝具が変わってくるので、いきなりすべて買いそろえるより、必要に応じて買い足していくのがオススメです!
特に子ども用寝袋は、子どもが一緒に寝たがるか、寝袋で寝たがるかも考えて、購入は何度かキャンプに行ってみてから検討してもいいと思います。
我が家のように、家で準備している時には、それぞれ嬉しそうに子ども用寝袋に入って遊んでいたのに、いざテントで寝ると、親の寝袋に入ってきて、広げた寝袋2個ほど未使用!なんてことも、、、
年に1~2回ほどしか使わないようなら、夏の大人用寝袋と家にある毛布やスリーパーを使うだけで十分だと思います。
子ども達とテントで寝るイメージは湧きましたか?
次のキャンプでは、テントで泊まって非日常感を味わいましょう♪